「医療法人社団 博愛会」ブログ
マウスピース矯正をドクターが解説
インビザライン症例ご紹介②
投稿日:2023.04.17
インビザライン(マウスピース)矯正の症例をご紹介いたします。
【Before】
【治療途中】
【After】
【マウスピース矯正を希望した理由】
20代女性、大きく口を開けたり笑ったときに、上の歯の2番目が凹んで、見えなくなっていることが気になっていたので、マウスピース矯正を希望しました。
主訴:右上2番の口蓋側転位
【歯科医師感想】
1年1ヶ月の間、マウスピースの使用法をきちんと守っていただいたおかげで予想より早く綺麗に治りました。大変お疲れ様でした。
【治療方法】
インビザライン GO
【治療の説明】
臼歯部の嚙み合わせが安定していたため、前歯部と小臼歯部の矯正で対応できました。
1週間に1回マウスピースを交換して歯を少しずつ動かしました。必要部位はIPR(歯と歯の間を0.2~0.5ミリ削る)をしました。アタッチメントという白いプラスチックのボタンのようなものを何箇所かの歯につけています。
マウスピース矯正治療中は口腔の自浄作用が低下するので、定期的にブラッシング指導や、歯石とり、歯面研磨を行い、虫歯や歯肉炎、口臭の予防処置を歯科衛生士が行なっていきました。
【副作用(リスク)】
一日20時間以上マウスピースを装置する必要があります。決められた順番と期間でマウスピースを交換しないと、予想通り歯が動かなかったり、時間がかかる場合があります。マウスピースを片手で乱暴に外すと歯を痛めることがあります。
【費用(税込)】
精密検査料 33,000円
装置代(リテーナー代込み) 330,000円
調整料 5,500円×10 55,000円
合計 418,000円
【治療期間】
1年1ヶ月