「医療法人社団 博愛会」ブログ
マウスピース矯正をドクターが解説
インビザライン症例ご紹介④
投稿日:2023.07.26
インビザライン(マウスピース)矯正の症例をご紹介いたします。
【Before】
【After】
【マウスピース矯正を希望した理由】
30代 男性。
上顎左右前歯1番の2本が翼状捻転していて見た目が気になるのと下顎右下2番の近心の先端が舌側に入っていて舌が当たって気になる。噛み合わせも悪く、良くなれば良いかなと思い矯正したいとのご希望でした。
【治療方法】
インビザラインフル
【治療説明】
マウスピース矯正治療中は口腔の自浄作用が低下するので、定期的にブラッシング指導や特に最初のうちは捻転部分のフロス指導、歯石とり、歯面研磨を行い、虫歯や歯肉炎、口臭の予防処置を歯科衛生士が行なっていきました。
1週間に1回マウスピースを交換して歯を少しずつ動かしました。必要部位はIPR(歯と歯の間を0.2~0.5ミリ削る)をしました。アタッチメントという白いプラスチックのボタンのうなものを箇所かの歯につけています。この患者様は、更に強い力で安定した噛み合わせや歯が倒れないようにするために、マウスピースの切れ込みにゴムを引っ掛けて上下の歯を引っ張る顎間ゴムを使用しました。
【副作用(リスク)】
一日20時間以上マウスピースを装置する必要があります。決められた順番と期間でマウスピースを交換しないと、予想通り歯が動かなかったり、時間がかかる場合があります。マウスピースを片手で乱暴に外すと歯を痛めることがあります。
【費用(税込)】
精密検査料 キャンペーンで無料
装置代 737,880円
調整料 5500円×4回 22,000円
リテーナー 33,000円
合計 825,880円
【治療期間】
6ヶ月