「医療法人社団 博愛会」ブログ
マウスピース矯正をドクターが解説
インビザライン症例ご紹介No,12「乱杭歯」
インビザライン(マウスピース)矯正の症例をご紹介いたします。
Before
After
【マウスピース矯正を希望した理由】
20代女性
主訴 上顎左右3番が飛び出ているのが気になる。
金属アレルギーのためマウスピースタイプの矯正をやってみたいと思った。
【治療方法】
インビザラインフル
【治療の説明】
一週間に一回マウスピースを交換し、歯を動かしました。スペースの関係上親知らずを4本抜歯しました。
必要部位はIPR(歯と歯の間を0.2〜0.5mm削る)をして、アタッチメントというプラスチックのボタンのようなものを何ヶ所か付け、さらにマウスピース#5〜59まで更に強い力で安定した噛み合わせや歯が倒れないようにするために、マウスピースの切れ込みを引っ掛けて上下の歯を引っ張る顎間ゴムを使用しました。
上顎の左右8番(親知らず)が押されている気がする理由で抜歯希望だったため、親知らずを抜歯したことで上顎4番を抜歯しないで動かすことができた。最後のマウスピース後下顎の1番と1番の間のすき間が気になるのと、噛み合わせの左右差をなくすために追加マウスピース#1〜36をしました。
マウスピース矯正は口腔内の自浄作用が低下するので定期検診にブラッシング指導・歯石とり・歯面研磨を行い、虫歯や歯肉炎、口臭の予防処置を歯科衛生士が行っています。
【副作用(リスク)】
一日20時間以上マウスピースを装着する必要があります。
決められた順番と期間でマウスピースを交換しないと予想通りに歯が動かなかったり、時間がかかる場合があります。マウスピースを乱暴に外すと歯を痛めることがあります。
【費用(税込)】
精密検査代 33,000円
装置台 737,880円
調整料 初回 5,500×11=60,500円
追加 5,500×4=22,000円
リテーナー代 33,000円
合計 886,380円
【治療期間】
2年6ヶ月